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【アイデアの出し方】アイデア欠乏症・打開策 ~文壇カフェ・たまご 出張編/徒川ニナ

      2015/05/15

【アイデアの出し方】アイデア欠乏症・打開策 ~文壇カフェ・たまご 出張編/徒川ニナ

こんばんは! 最近日が長くなってきましたね。明るいと、いつもより「ちょっと活動しちゃおうかな」っていう気が起こりやすくて、個人的には大変過ごしやすいです。皆さんはどうですか?

え? 何でお前がくっちゃべってるんだって?
「ここはたまごライターのコラムのコーナーじゃないか!」
そんなお怒り、ごもっともです。
でもね、だって、与えられたお題があまりにタイムリーだったから、こうして出張してきちゃったんですよ!

『アイデアの出し方』は、以前Ace/blackことAceさんと雑談ノートでお話してから(貴方が本当に書きたいもの ~文壇カフェ・たまご 第二話・参照)ずっとテーマにしたい話題だったんです。
だから、ちょっとだけ私のお話聞いていって下さいよ! お願いですから。

「アイデアが降ってこないなー」
「何かいいアイデアないかなー」
それって、文章を書く人間のみならず、創作を志す人が必ずぶち当たる壁なんですよね。

Aceさんは中学生とのこと。
うら若い一人のたまごに「何か、いいアイデアありませんか?」と尋ねられた私はこう答えました。

「私がこの場でAceさんに、類稀なる素敵なアイデアを提供することはできないと思います。
何故なら、優れたアイデアというものの大多数が、思いついたひと本人の経験や個性といったバックグラウンドと共にあって、初めて息づくものだと考えているからです」

そしてこうも言いました。
「ただ、アイデアが浮かばない時にどうしたらいいのか、どうしたら改善される傾向にあるか、ということはお話できるかもしれません」

だから今回は、少し遅くなってしまったAceさんへの真なる回答も兼ねて、「アイデアが浮かばない状況を打開する策」について考えてみたいと思います。

ネタが、無い。
そういう時に私が取る行動は、至って単純です。

好きな音楽を聞きます。
好きな漫画を読みます。
好きなアニメを見ます。

そして、それらの「ここが好きだなー」「ここときめくなー」という部分について思いを馳せるのです。

え? それはパクリじゃないのかって?
うーん、難しい質問ですね。

ただ、そういう時の私は細かい要素要素について考えていることが多いので、
「意地っ張りで素直になれない少年って可愛いよねー」とか、
「何かを失った人が立ち直る話っていいよねー」とか、
そういう感じだったりするので、パクリ……では無いと思っているんですよねー。皆さんの見解はいかがですか?

そして私の場合は、「書きたい要素」が決まってくると、自分の中で「イメージソング」を設定します。
そしてひたすら妄想。アニメのオープニングやエンディングみたいに、『動画』を思い浮かべるんです。
それを繰り返して、物語を作っていくことが多いですね。

だから私は、「アイデアが出ないなー」って時に、無理して頭を捻ったり、悩み過ぎてはいけないと思うんです。
好きな物、興味のある物にたくさん触れて、自分の「萌えポイント」を探る!
これは多分、小説を書こうとしている人なら敢えて別の媒体にした方がいいと思います。
理由を語るのは難しいけれど、私はいつも『視覚』を刺激することを一番重視していますね。

――最近しみじみ思ったんですけど、自分が「これ良い!好きだ~~!」ってならない作品書いてても、楽しくないと思うんですよ。
――で、書いてる本人が楽しくない作品なんて、読んでる人は絶対楽しくない。

だから、自分の作品は「マイ・萌えポイント」の集合だっていいんです。
そこに物語があれば、共感してくれる人は必ずいる(お話が破綻していない前提で物を言っています、ワタクシ。『物語』を成立させるのもすごく難しいことなんだけれど、それはまた別の機会に)。
だから、自分の好きなものを描くのを迷わないで下さい。
『それ』が完結するまで苦悩して、向き合い続けなきゃいけないのは、貴方なんだから。

少し話が逸れましたが……私の提唱する『アイデア欠乏症の打開策』は、『別媒体の胸キュン作品をインプットすること』です!
勿論これはあくまで『私なり』の方法なので、読者の方が百人いれば、百通りの方法があると思っています。
そして少なくとも他のたまごライターの方の『やり方』は、ここで幾つか読めるわけでしょう?
むふふ、今から楽しみだぁ~!

とまぁ、そんなわけで。
これを見ているかはわかりませんが、考えるきっかけを与えて下さったAceさんと、これを読んで下さっている全ての方に感謝と僅かばかりの祈りを!
お互い良い創作ライフを送りましょうね! それでは、あでゅー!

あとがき

今回はお題がぴったりだったという理由で、私が連載させて頂いている「文壇カフェ・たまご」の出張版という形でお届けしました。
こういう方法ありなの?どうなの?とビクビクしながら書きましたが、この文章が皆様の目に届いているということは、オッケーを頂いたということなのでしょう。はー、良かった良かった。

皆様も、アイデアが出なくて悩む時があるかもしれません。文中に書いたように、私は他の作り手さんの『打開策』がかなり気になっております。
どうぞよかったらいつものように、下の雑談ノートにコメントを寄せてみて下さい。
貴方のアイデア捻出策、私、気になります!(これはパクリや)

たまごライター プロフィール

たまごライター:徒川ニナ
writer_nina_1001987年生まれの静岡県民。自分の書いた文章を一人でも多くの人に読んでもらうべく活動中です。守備範囲は純文学からラノベまで浅く広く。時にエッセイも嗜みます。音として美しい日本語を日々研究中。Twitter:@adagawa_n

 - アイデアの出し方, 文壇カフェ・たまご ,

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Comment

  1.  私も徒川さんと同じような方法を採っています。音楽・映画・テレビ番組など、好きなものや興味のあるものに触れると、自分の中で書きたいものを整理できるのかもしれません。
     小説を書き進めて行き詰まったら、とにかく細部まで見直しています。人物の設定でどこが足りないのか、この場面に必要な道具はそろっているのか、といったことですね。それができたら論理的に話を展開させます。そのせいか、突拍子も無い物語を作るのは苦手です。
     どうしても思い付かなかったら、新しい刺激を取り入れます。いつもとは違う道を歩いたり、普段は口にしないものを食べたり、お店を回ってただただ商品を眺めたり。気分転換にストレッチや筋トレ、散歩をすることもあります。
     体に取り込んだものを整理して吐き出す、という作業を繰り返せば何かしらの成果は出るはずです。と言いながら、私もしょっちゅう手が止まるんですけどね。

  2. 徒川ニナ より:

    チャンクさん、いらっしゃいませ。
    自分の創作意欲がどこに向かっているのか。何が琴線に触れて、何にときめくのか。それを理解することが第一歩なのかもしれませんね。

    プロット・設定を見直すと、ふとした拍子で物語が動き出すというのは私も経験したことがあります。
    突拍子も無い物語にも先の読めない魅力がありますが、私もどうもそういうお話が書けなくて。
    だから私は私のできることを、できる限りやろうと思います。

    ストレッチに筋トレ、いいですね!
    私も最近ダイエットの為に身体を動かしているのですが、確かに創作にも良い影響が出ているのかも。
    自分が普段しないことをする、食べたことのないものを食べるというのは試したことがありませんでした。確かに、刺激は必要ですよね!今度チャレンジしてみようと思います。

    頭の中の情報をきちんと整理することができなければ、それを必要な時に取り出すこともできないですもんね。これまたしょっちゅう手が止まる私にも耳が痛いお話ですが、大変参考になりました。有難うございます。

    これからもお互い良き創作ライフを過ごしたいですね。勿論、時々休憩しつつ。
    それでは。またチャンクさんと、こうやってお話する機会がありますように。

    徒川 ニナ

  3. たすく より:

    アイデアの出し方ですか?
    私の場合、最近ではなろうの自主企画に進んで参加することにしてます。
    つまり、お題を他の方に頂いてそこから妄想を膨らますという方法ですね。

    企画のは短編ですが、大抵妄想が膨らみ過ぎて後日長編化することになります。

    企画時3000字程度だった作品が、結局10万字を超える大作となってしまったのもちらほら。

    今書き出しの文章のみを提示してそれを拡げる企画などもあるようですし、アイデアに詰まった時にはそういう「人の褌」で相撲を取ってみてはどうでしょうか。

    また、今書いているものに詰まってしまったときには、物書きさん向けのバトンに参加して登場人物を整理したり。

    こう考えてみたら、私ってホント他力本願なんだなって思います。

  4. 徒川ニナ より:

    たすくさん、いらっしゃいませ。
    なるほど、自主企画でしたか。
    そういえば私も昔、「○○な人へ××なお題」など、企画に取り組んだこともありました。
    不思議とそういう時ほど妄想が膨らんだりするんですよね。
    それにしても、10万字を超える大作とはすごい!!
    やはり、アイディアの源泉はありとあらゆるところに存在しているのですね。

    書き出しから広げるという企画は知りませんでした。それもなかなか面白そうですね。
    「人の褌」で自分なりの相撲スタイルが見つかるなら、それに越したことはありません。
    何だかお話を聞いているうちに、「やってやるぞー!!」という気持ちになってきました。ふふふ。単純ですね。

    バトンも面白そう!困った時は諸々の企画に参加して、英気を養おうと思います。
    貴重なご意見を有難うございました。
    近々またたすくさんと、ここでこうしてお話することができますように。

    徒川 ニナ

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