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たまごNo.003 ちまだり インタビュー前編

   

今回ご紹介する小説家のたまごは、ちまだりさんです。現在は小説家のたまごとして活動中とのことですが、過去には富士見書房ファンタジア長編小説大賞で佳作を受賞し、対馬正治名義でプロデビューされています。その貴重な体験を中心にお話を伺いたいと思います。

プロフィール

たまごNo.003 ちまだり

お名前:ちまだり
性別:
生年月日:1966年4月28日
代表作品:「月と五芒星」
好きな小説家:星新一、江戸川乱歩、小松左京、夢野久作、谷甲州etc.
好きな小説:谷甲州「航空宇宙軍シリーズ」、特に「星の墓標」
執筆環境・ツール:ノートPC。ただし外には持ち出さず自宅に据え置きですが。ソフトは主にKingsoft Writerを使用しています。
得意ジャンル:SF、ファンタジー、ホラーなどエンタメ系ジャンル全般
twitter:@chimadari_nov
自己紹介:
はじめまして、ちまだりです。血だまりでも陽だまりでもありません(←ここ重要)。平成8年に「対馬正治(つしま・まさはる)」名義でプロのライトノベル作家としてデビュー。その後諸事情で一度リタイアするも、再びモノカキ魂が疼き始め(?)、ここ数年は派遣社員として働く傍らネット上でライターや小説家のようなことをやっております。一時期「元プロ」の経歴は封印していたのですが、投稿サイト「小説家になろう」を通して知り合った作家さんたちと交流していくうちそのあたりの拘りも薄れて、もうカミングアウトしちゃおうと(笑)実際のところ、一度断筆した作家がPNを変えて復帰したり複数のPNを使い分けるなんてさほど珍しいことでもないので、最近は「細けぇことは気にするな!」と開き直って他の作家志望者の皆さんと同じ感覚で「プロ作家」目指して奮闘中、といったところですね。
ホームページ:「小説家になろう」マイページ 
告知・宣伝など:
「対馬正治」名義でのデビュー作「エルネミアの棺・異相界の凶獣」が富士見書房より電子書籍として復刻されました!
http://bookwalker.jp/de80bb1a60-b210-437c-8ee7-1444f3996e4e/
上記サイトの他、Amazon、楽天など主要電子書籍販売サイトにて発売中です。よろしければご一読下さい。

インタビュー

Q.オファーを受けていただき、ありがとうございます。ちまだりさんはデビューも経験されている元プロ小説家ですが、こういう場に登場いただくことに抵抗はありませんでしたか?

いえいえとんでもない。自己紹介のところでも書いたとおり、今は一介の作家志望者ですから。むしろこういう場で自己アピールさせて頂けるのは願ったり叶ったりです(笑)

Q.はい、しっかりアピールしていってください(笑)ちまだりさんは、富士見書房ファンタジア長編小説大賞をきっかけにプロデビューされています。佳作を受賞した当時の心境はいかがでしたか?

「え? まさか? 本当?」……夢見心地が半分、「自分なんかがプロとしてやっていけるのか?」という不安が半分でした。それでもデビュー作の見本を手にした時の感激は格別でしたね。まあ何だかんだいってもやっぱり舞い上がってたんでしょうねぇ。魔法少女になった直後の美樹さやか状態。ついでにその後のバッドエンドも……。

Q.受賞作品である『エルネミアの棺 異相界の凶獣』に対する思い入れは深いと思いますが、作品の応募にあたって苦労したことがあれば教えて下さい。

プロット自体は早めに固まっていたのですが、ストーリーの核心部に入る前の「つかみ」の部分に苦しみましたね。「あ~早くあのシーンとあのシーン書きたいのに~!」とじれったい思いとか焦りとか。ただ1/3くらい書き進めたところからテンションが上がって、後はクライマックスまで一直線! てな感じでした。

あと受賞後、商業作品として出版するにあたって担当さんから結末部分をかなり大きく改稿するよう指導されたのですが、その〆切りが本当にギリギリ。当時は会社員として働いていたので、深夜社宅に帰ってから連日の徹夜で辛うじて乗り切りました。若い頃の話とはいえ自分も相当無茶したものです(笑)

Q.連日の徹夜ですか、それは大変そうですね。それでも、一般的に賞をもらえることには、華々しいイメージがあります。逆に、受賞して初めて知った、受賞したが故に苦労したこと、辛かったことなどはありましたか?

私が受賞した当時、ライトノベルというジャンルはまだ世間的にそれほどメジャーじゃなかったんですよ。「プロ作家になった」といえば周囲の人たち(家族やリア友)は「本当? すごい!」と褒めてくれるんですが、「で、どんな小説なの?」と訊かれて、ラノベとかファンタジーとか説明しても今ひとつ通じない。逆に読書家の知人に話したら「ああ、子供の読み物ね」と冷たく見下されたり。

今にして思えば、周囲には隠してコツコツ執筆だけに専念してりゃよかったと思わないでもないです。

Q.収入の面ではいかがでしたか?読者の皆さまはそのあたりも気になるところだと思いますが(笑)

回答は後編へつづく

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Comment

  1. 匿名 より:

    なかなか興味深いです。職業作家から、また、再復帰なんて。

コメントはお気軽に^^

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