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テーマ:紙の本は絶滅するのか

      2015/03/23

こんなことは、これまでにも散々語られてきましたし、大手出版会社が発表する売上推移などから見ても、だいたいの傾向は見えてきています。だからこそあえて、この場で再び考えてみたいと思います。

電子書籍が紙の本を越えた

先日、電子書籍の売上が紙本の売上を越えたというニュースの記事を見つけました。

電子書籍の最大手といってもいい、AmazonのKindle関係者が公式に発表したところによると、「2014年6月の電子コミックスの販売数が紙版を超えた」とのこと。

これは特定の分野に限った事例ではありますが、電子書籍が登場した当初の予想通り、ついに電子が紙を超える時代がやってきたのです。

たとえば、たまごNo.001天川さくさんは、電子書籍によってデビューされており、今後も電子書籍を中心に作品をリリースしていくことが決定しています。今後も、このような形でプロの小説家が増えていくことは間違いないでしょう。

それでも紙の本はなくならない

それでも紙の本が、すぐに世の中からなくなることはありません。水岡さんのインタビューでも語られたように、紙の本の魅力がたくさんあることをみんな知っているからです。

音楽の世界で言えば、一時期はレコード屋カセットテープというアナログな記録装置から、MDやCDを経て、今ではダウンロードやクラウドという形のない販売手法が当たり前となりました。

アナログの良さを知る一部のコアなファンは、未だにレコードを趣味として楽しんでいます。しかし、それも極少数であることは事実。紙の本も、なくならないとはいえ、数年後にはレコードのように絶滅に近い形になってしまう可能性も否定できません。

どう思いますか?

あなたは10年後、紙の本はどうなっていると思いますか?

ご意見がある方は、コメント欄にご自由にお書きください。みんなで意見を、交換しましょう。

*気になるご意見を出していただいた方には、後日インタビューのオファーをさせていただくことがあります。

 - たまごの意見(全員参加型) , ,

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Comment

  1. うらやましんち より:

    紙媒体はなくならない…と思います。今では死語になったビデオテープ、カセットテープも、大事な記憶媒体の入れ物として役に立っています。
    僕は紙媒体は無くなってはならないものとして受け取っています。更に僕は電子書籍の場合【読む】ではなく【見る】として受け止めているのと、ある意味で捌け口として捉えているので…【絶滅】はあり得ないと思っています。
    HDVCはまだ使われるし…データはデータでしかないから…納品だって…ビデオテープですから。

  2. 匿名 より:

    絶滅はさせません。

  3. 和縞 より:

    今は絶滅はしないでしょう。

  4. 遠藤進 より:

    「ペイする自費出版」という本を自費出版デシタルから無料で出していますが、紙の本がほしいという人も多いのでアマゾンのプリントオンデマンドでも出版している。数は少なるかもしれないがなくならないと思う!

  5. これは自信を持って言えるのですが、10年経っても30年経っても紙媒体の書籍が絶滅することはないと思います。

    私は学生時代に「紙」を科学的に研究してきました。当時パソコン・インターネットが普及の兆しを見せる中、紙媒体と電子媒体の可能性についても文化的考察を重ねてきました。

    電子書籍には紙媒体では実現できない表現や機能(動画や音声表現、ハイパーリンク、アーカイブ機能など)が可能であることは言うまでもありません。提供・普及のコストが圧倒的に抑制できるというメリットもあります。それでも電子書籍はあくまでもデータコンテンツであり、モノである紙の「書籍」とは全く別次元の媒体へと今後住み分けが進んでいくと考えています。(現状はカニバリを起こしているわけですが)

    紙の本には、水岡きよみさんがご指摘されているような「ページをめくる感覚」「手触り・質感」「装丁や重量など、総合的なモノとしての商品力」があります。そしてそういったモノに対する所有欲を充足させてくれることも利用者にとっては魅力でしょう。

    中高年層にとっては、電子書籍の液晶の人工光は眼や脳への負担が大きく、「じっくり読む」には不適切という声も聞かれます。

    とはいえ、ジャンルによっては恐らく電子化シフトが進む紙媒体も今後出てくるでしょう。

    例えば新聞・雑誌、実用書やビジネス本のような、どちらかというと「モノ」よりも「コンテンツ」に重きを置く分野、「一読すれば事足りる」といった形態の本は優先的に電子化シフトが進んでいます。これらの閲読シーンも電車の中とか、比較的短時間接触型の読書形態であることが多いのではないかと思います。
    新刊や発行頻度も高い媒体も多いので、紙の本を上回るほどの電子書籍媒体の総売上を牽引しているのは、この手のジャンルの寄与が高いのではないかと推察しています。

    一方、小説や詩集といった文芸ジャンルにおいては、閲読シーン(接触時間や空間)を考えると、電子化へのシフトがある程度起こるにせよ、限定的なものになると考えています。

    音楽でも、所謂大衆流行歌はMP3データで充分、でも歴史的名盤とか、思い入れの強いアーティストについてはCDやアナログレコードを購入するという方も多いでしょう。ハイレゾ音源などCDを上回るデジタル技術があっても、それは飽く迄も音源「データ」でしかなく、ジャケットや解説文などを含めたトータルな「モノ商品」としては完成されていないからだと思います。(ハイレゾはまだ音源も再生機器も高価ですが)

    …と、電子コンテンツに対して否定的なことを多く書いてしまいましたが、このサイトを訪れる「小説家のたまご」さん達にとっては、電子書籍、特に投稿型電子書籍サイトという新たな媒体の登場は寧ろ歓迎すべきことでしょう。

    自費出版を始め、プロ小説家(出版社との契約作家)を目指す上での知名度向上策などに活用するコストや障壁が、かつては考えられないほど低くなりました。出版社とタイアップした電子本の新人賞公募なども増えています。本気で小説家を志される方はこういったチャンス・登竜門を有効活用しない手はありません。

    いずれにせよ、紙の本と電子書籍は互いのメリット・デメリットを相互補完しつつ、媒体・商品としての住み分けが進んでいくように思います。

  6. 10年後に限って言えばであれば恐らくはまだ紙媒体は残っていると思います。

    理由としてはいくつかあげられますが、まず経済面からみても紙媒体の絶滅は大打撃になるでしょう。仮定として紙媒体が絶滅としたとすれば、まず数多くの書店がつぶれ、そのほか印刷業者などの打撃も大きいでしょう。

    また、経済面だけではなく紙媒体がなくなればそれら電子書籍をうまく扱えない高年齢層を中心とした方々が困ることになることも目に見えています。

    しかし、電子書籍を否定するつもりはありません。電子書籍のメリットとしてそれひとつで何冊もの本をかさばらずに、重さも感じさせずに持ち運びができる事。次に読み終えた後の本が家にたまらないことなどがあげられるでしょう。

    他のコメントにも書かれておりますがこの二つの付き合いは一長一短です。どちらがいいかは使う人によっても、場面によっても変わってくるでしょう。
    そして、数百年後……まだ、書籍と呼ばれるものが残っていると仮定した場合、紙の媒体が残っているかは未来の技術によって変わってくると思いますが個人的な意見といたしましては紙として読む本のほうが好きなため残っていてほしいと思います。

  7. 匿名 より:

    紙媒体はなくならないと思います。電子書籍の閲覧環境は紙と比べてまだ良いものと言えないレベルですし、コンテンツの管理という面では解決していない課題が山積みです。それらが一段落し、紙媒体の書籍と完全に置き換えても問題なくなるまでは、紙の本の優位性は揺るがないでしょう。
    ただし、紙媒体としての書籍は、これから10年のうちに現在よりもプレミアム性を強調した形での流通へと変わるのではないかと予想しています。

    たとえば、毎日目にするであろうニュース記事は、既にネットでの閲覧という手段が一般に普及しています。以前からの定期購読ならともかく、今からわざわざ新聞を取って読む人はそう多くないでしょう。また、週刊や隔週刊、月刊の雑誌にしても、完全になくならないとは思いますが、店頭での販売数は徐々に減っていくでしょう。
    とはいえ、立ち読みという文化が無くなれば雑誌類の売り上げは激減するでしょうし、短い無料購読期間を置いたのちに電子書籍としてバックナンバーを購入する、といったような棲み分けを採った形式が増えるのではないかと私は考えています。

    また、小説や漫画をはじめとする単行本、文庫本の類は、今以上に電子書籍と紙媒体との差を明確に付けるよう変わっていくでしょう。今も付録を付けた特装版が時折出版されていますが、これからはより差別化を進めるために、そのような取り組みが活発化すると思われます。
    他には、過去出版された作品の復刻を電子書籍で行い、紙媒体ではイラストを今の流行に合わせて変更、といったような試みも行われるのではないかと考えています。いずれにしても、出版社が売り上げを維持しようとするなら、紙と電子データでまったく同一のコンテンツを扱うということは、競合範囲の棲み分けという観点から今よりも減っていくのではないでしょうか。

    最終的に、紙媒体はコンテンツを一過性の消費物としたくないユーザに提供される記録物へと落ち着くと思います。一度読んで終わりという人には格安の電子書籍を提供し、何度も繰り返し読みたい、忘れかけた頃に見返したいなどと考える人には一段高い価格で紙媒体を提供する。双方を今の紙屋さん、印刷屋さんが担うことで、書籍市場はこれからも存続していくでしょう。ですから、単価はつり上がるでしょうが、紙媒体の書籍そのものはちゃんと存在し続けると私自身は考えています。

  8. 高木慎哉 より:

    絶滅はしないと思う。
    しかし、電子書籍が紙をこえたか。
    信じがたい現実です。
    僕も今、電子書籍をずっと作っていますが、Amazonでも電子書籍作っています。
    でも、紙の媒体はなくならないと思います。
    みんな思ってるより、紙が好きだから!
    電子書籍もいいけど、紙もなくならないでほしいですね!

  9. 10年後なら残ってて、100年後には文化資料という感じでしょうか。
    けれどいち書き手として、実はさほど媒体に拘る意味を感じません。紙の本だろうが電子データであろうが、小説は小説です。その時代の変容に合わせた書き方で小説を書けば良いだけだと思っています。
    私自身、電子書籍版もレーベルから発行していますが、もちろんその媒体に合わせてセンテンスの長さやパラグラフなどの調整は必要になってきます。紙書籍も好きですが、一概に紙の本のデータを移植するだけではない可能性を電子書籍が秘めていることにも、期待しています。

  10. 紙の本は絶滅しないっすよ。神がそんなことを許さんぜよ! ってわけでもないですが、とにかく電子書籍が王道になったとしても、紙の本の良さ、つまりあの手触り、あの匂い、あの枯れ具合、それらが人生のとある時間を輝かせる限りは、地味に生き残ると思いますよ。自分の指でページを折り曲げるときの記憶、ページを繰る動作、何ページか前に戻って読むときのあの指の感触。さまざまな皮膚感覚が読書体験を印象的にしますからね。
    結局、何が言いたいかって?
    絶滅しないでくれー! と懇願しているのでしよ、出版社さんたちに。

  11.  電子書籍が「電子貸本」を脱却しない限り、紙の書籍は無くならないと思います。

     現状では、何らかの問題が有ってサービスが「提供を止めたい」と思った瞬間、購入していた筈の本が閲覧不能になることが起こり得ますし、実際、現実に起こっています。また、サービスそのものが終了した場合も、購入していた本が一斉に読めなくなることが過去起きました。また、特定の端末に紐付けられているサービスのみに提供されている電子書籍も、端末そのものが廃れてしまうと、やはり読めなくなる可能性が有ります。

     刹那的にその時だけ読んで、後は要らない、という雑誌的な読み方をする場合なら問題ないでしょうが、子供のころ読んでいた好きな本を、20年、30年後からでも、引っ張り出してきて読み返すことが有りますが、それが出来ない可能性があるわけです。本が好きな人にはこれは辛いと思います。ソフトウェアやサービスが形態を変えずに20年、30年と続く実績を残している例はまだありません。そういう不安なものに書籍の管理を任せ切れるかという疑問が残ります。

    また、本人が死亡してしまった場合に遺産相続として本を譲り受けるなどの手段も提供されていません。親が読ませてくれた本を、死後に読みたい。死去した親友が大好きだった本を譲り受ける約束をした。等という家族、友人間でのつながりは、電子コンテンツにはいまだ許されていないのが現状です。

     また、紙の本は上記のような相続、贈与以外でも個人間での貸し借りによってコミュニケーションが広がるという特徴もありますが、これも現状のサービスではサポートされていない場合が多いです。

     これは、電子書籍をダウンロードして永久に手元に置くことが出来るようになると、無劣化でコピーできる可能性があり、一旦コピーが可能になると紙のコピーと違って無尽蔵にコピーされてしまう、という処に起因しています。ネットの世界では性善説は通用しません。コンピュータの進化、こと単純計算量の増大は、暗号の高度化よりはるか先に行く可能性が高いです。既に現状で20年前のスーパーコンピュータに匹敵するものが携帯端末化しています。
     このことから、簡単には破られない暗号、というものがいつまで通用する、という保証はないので、電子書籍がサービスから切り離せない「貸本」を脱却する可能性はないと思います。だいたい、提供側にはダウンロードさせるメリットはほとんどないのです。利便を図れば喜ばれる、とはいっても、出版墨の書籍であっても簡単に改廃可能という自分たちの利便を切り捨てて、電子書籍を書籍に近づける努力をするとは思えません。
     だから、上記のユーザーニーズを満たすものとして、紙の本の地位は揺るぎ難いと思われます。

  12. 書籍にインテリアの機能がある間は、恐らく大丈夫でしょう。電子書籍が起動するのに充電をし、スイッチを入れると言う動作がある以上、さらに紙の本は無くならないでしょう。

  13. 無くならないでしょう。

    現に大昔に書かれた歴史上の書物が保存されていますし、ディスクなどのデータとして保存するには20年ほどの耐久性しか持ちません。

    ネット上の制限はなくとも、形があり手に取って読む紙媒体が好きと言うのもあるのですが。

  14. naritomo より:

    電子画面を長時間見るのが、年齢的にかなり負担です。
    若いうちは感じないのでしょうが。

    市場支えるのは、若い人ばかりではありませんし
    少子化である事も考えると、紙媒体を必要とする人は
    10年後にも多くいると思います。

    ただ、その紙を必要としている人たちを企業が
    消費者と見てくれるかどうかは別なのですが。

  15. なくならないと思うし、なくなってほしくない。

    確かに、私の場合、マンガは今は電子書籍しか買わなくなったといって過言はない。
    昔は部屋中溢れるくらい持っていたのだけれど、ある時思いきって処分した頃と電子書籍が普及してきた時期とがちょうど合ったので。

    それでも、紙媒体で買いたい分野もある。
    例えば、私は日本史が趣味だから、それにまつわる書籍(資料集など含む)は紙媒体で購入することがほとんど。
    そして、それに色々書き込んだりマーカーひいたり、いわゆる勉強をするのが楽しみなので。
    おそらくは、私とおなじような活用法の人間もいまだいると思う。

    故に紙媒体はなくならない(希望をこめて)。

  16. 匿名 より:

    紙とデータでの、記憶媒体の価値観で決まると思います。
    それは人が決めて、時代で変わっていくものかと。

    現代でも過去のものが、例え日常的に使われてきたものだとしても、もう手に入らない、もしくは手に入りにくいという付加価値で再び注目されているものも少なからずあります。

    それは紙も例外ではないかもしれませんね。

    とはいえ、無くなって欲しくはありません。紙には紙の良さがあります。
    本を手に持ち、ページをめくる。五感の刺激も、読書には必要なものと思っています。

  17. 匿名 より:

    無くならないと思います。

  18. 蒐集の対象として、データ破損やコンピュータウィルスからのリスク分散用として紙媒体は生き残っていくことでしょう。一方で電子媒体には現在、省スペースや紙の消費削減ようにとして普及していますがウェアラブルデバイスの特にバッテリーに関して技術革新がない限りは今後の普及は緩やかな右肩上がり程度になるように推察されます。バッテリーの研究は日々進んでおりますが電波送電技術や高容量のバッテリーの実用化はまだ遠く、紙媒体が出版業界から駆逐される日はまだ遥か彼方でしょう。

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