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テーマ:小説を書くのに社会経験は必要か

      2015/03/23

学生さんには、悩ましい問題かもしれません。

社会性を持たないと小説家になれない

先日、山崎ナオコーラさんの「この世は二人組ではできあがらない (新潮文庫)
」を読みました。

その中で、本気で小説家を目指す大学生の主人公は、「社会に溶け込んで周りに合わせることを学んでからでないと小説は書けない」「社会性を持たないと小説家になれない」と考え、いったん企業に就職することを決断します。

これは確かに、一理あるかもしれません。なぜなら人は、自分が体験したり見聞きしたことでないと、リアルに表現することが難しいからです。

例えば、社会経験のない高校生には、会社で働くビジネスマンの人間関係、仕事やお金に対する価値観などについて、正確に描写することは難しいでしょう。

成功している小説家の多くが、社会人として働きながらチカラをつけ、その後デビューしたというのも、納得できるような気がします。

人間は、想像することができる。

しかし人間は、想像することができます。たとえ自分がまったく経験したことがなかったとしても、TVや小説から得た情報などをもとに、頭の中でイメージし、あたかもそれを経験したことがあるかのように感じることができます。

プロの小説家の中には、一度も社会人として働くことなく、学生や無職の立場からそのまま小説家になったという方がいらっしゃるのも事実。当然ながら、社会経験が100%必要だとは言えないようです。

どう思いますか?

あなたは、小説家になるために、社会経験は必要だと思いますか?

ご意見がある方は、コメント欄にご自由にお書きください。みんなで意見を、交換しましょう。

*気になるご意見を出していただいた方には、後日インタビューのオファーをさせていただくことがあります。

 - たまごの意見(全員参加型) ,

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Comment

  1. 紅草希 より:

    必要ではないでしょう。しかし、あった方がもちろんいいです。

  2. 書くジャンルによりけりかもしれませんが、必要ないと思います

    自分の場合、書く時に社会経験が役立ったことはありませんし……

  3. 霜三矢夜新 より:

     社会経験はあるに越したことはないとは思います。

    だけど、どんな状況でも書ける文章ってあると思うんですよね。

  4. 自分は必要な人とそうでない人が居ると思う。現役高校生ならば学校での描写が上手いだろうし社会人なら会社やお金を描くのが上手いと思う。人それぞれかなと…。みんな違ってみんないいってやつです

  5. 風雷寺悠真 より:

    上記black=thunderstorm (@ultramarine_242) 自分の続きで社会経験の違いだけでなく体験、知識や感性の違いもあると思いますね。

  6. 匿名 より:

    必須とは言いませんが、あった方が考えやすく表現しやすくもなる、といったところでしょうか。特に、社会体制や階級構造を含めて話を動かしていく場合、自身の社会経験がひとつのベースラインにできるというのは大きな利点として挙げられるのではないかと。
    経験が無ければ伝聞や記録からイメージをすれば良いのですが、想像の中の社会と実社会は人が思っている以上に隔たりのあるモノだったりします。したがって、現実にはどういう人間関係が形成されるものなのか、その背景には何があるのかを身をもって知った上で、自分の書きたい世界を固めていくのがより良いかと思います。これは、話を上手く書くコツであり、同時に社会経験のある読者に理解や共感を持ってもらいやすくするテクニックでもあります。
    もちろん、実社会に関する経験で網羅できない部分は多いですし、中世の思想や体制を下敷きにしたファンタジーで現代の社会構造を反映することはほぼないとは思います。ですが、小説で人と人との関わりを描く以上、社会のなんたるかを体験しておいて損はないでしょう。

  7. 匿名 より:

    何をもって「社会経験」というのか――。
    この場合は「会社員としての経験」でしょうか。「実に生々しい会社員の実態」をベースにしたものを書きたいなら、会社員としての経験は生きてきます。ぜひ、就職しましょう。
    まっとうな大人としての「社会経験」を積みたい――これも、是非是非就職して、基礎的な人間関係の結び方を学びましょう。言っていいことわるいこと、やっていいこといけないこと、クライアントがどう思うか、気持ちよく仕事をするにはどうするべきか……プロになって編集さんに指摘されたり叱られたり恥ずかしい思いをする前に、身に着けておきたい事柄ですから。

    さて、私は真剣を振ってみたことがあります。触らせてもらったのです。
    その時に、「武士はこの重さのものをさして歩いていました。短く感じるでしょう? しかし、当時の男性はこのくらいの背丈だったので、これくらいが普通でした。羽織はかまがサラリーマンでいうスーツ、刀は携帯電話でしょうか。ペン類は筆がありますから。いずれも、仕事に必須のアイテムです。そして、上司もいれば部下もいる。今と同じです。貴方は社会の一部を体験していることになります」
    何の社会かと言えば「江戸の社会」の一端です。お父さんのスーツを着て、仕事鞄を持った……それと同じことです。良い体験ではありますが、これを今後活かすかどうかは当人次第と言ったところでしょうか。

    それはさておき。
    プロの作家に要求されるのは「社会人であるかどうか・会社員経験があるかどうか」ではなく、「一般常識」と「必要最低限のコミュニケーション力」それに、「想像力」だと思います。
    プロになったら自動的に「社会人」「ビジネス」という世界に放り込まれます。いきなりビジネスメールが飛び交います。ビジネスの電話もかかってきます。面食らう方もいらっしゃいますが、これが現実です。

    一般常識(普通に暮らしているだけで身につく範囲で大丈夫)とそれなりにコミュニケーションがとれる(今まで生きてきた中で身につけた範囲で大丈夫)なら、ぶっちゃけ、作家本人の経験は問わないと思います。それこそ、想像力でどうにでもなりますから。
    両方欠けているとちょっと……お仕事しにくいので、自覚のある方、バイトでもなんでもいいので、やっておいて損はないと思います。

  8. 菊池川詠人 より:

    「社会人経験は必須ではないが、社会経験は必須である」

    私の答はこうです。

    サラリーマンや自営業などで働く事が「社会人経験」です。あるに越した事はないですが、なければ作家になれない、作家として大成できない物ではないでしょう。

    一方現役高校生でも「社会経験」を積む事は充分可能です。体育会系の部活を真剣にやれば上下関係の厳しさや理不尽さ、努力しても報われなかった時の悔しさなどを学ぶ事が出来ます。

    あるいは生徒会で多くの部活の要求をさばいた経験があると、両立できない利害の調整の難しさを嫌でも覚えます。

    こういうのも立派な「社会経験」でしょう。

    逆に大手企業の正社員として十年、二十年経過しても、「社会経験」が非常に乏しい人も実際に多く見てきました。

    物事を見る視点、考える力が会社の中にしか向いておらず、会社の外の「世間」で何が起きていようと「自分には関係ない」というタイプの人です。上司の顔色には敏感に反応しますが、自社製品の不具合が世間で問題になっていても、全く気にしません。

    「社会人経験は長いが、社会経験はないに等しい」とでも言えましょうか。こういう人はその気があっても作家にはなれないでしょう。

    社会経験は、その他に無給のボランティア、町内会など地域のコミュニティへの積極的参加など、「社会人」でなくとも、いくらでも積めます。

    人間関係の一筋縄ではいかない難しさ、何が正しいかは自明のはずなのに事がそう運ばない世間の不条理、と言った現実世界の複雑さを学ぶ事は「社会人経験」がなくても可能です。

    日本の現状では、そういった事を学ぶには就職して、いわゆる「社会人」になった方が手っ取り早いのは確かです。その意味で真剣に作家を目指すならまず就職するのが確実な道という程度の事は言えるでしょう。

    サラリーマン経験がゼロでも作家になれた前例もあるというのは、その作家さんたちが何らかの形で「社会経験」を積んできた事実が見過ごされているだけです。

    「社会経験」がゼロでも作家になる事は理論的には不可能ではないかもしれません。生まれつきの天才が純文学やハイファンタジーでデビューする事はあり得るでしょう。

    しかし運よくデビュー出来ても長続きはしないでしょう。

    もうひとつ、社会経験ゼロでは作家になれない、大成しないと私が言う根拠は「ニート文学」「ニート小説」と呼ぶべきジャンル、カテゴリーが未だに登場していないからです。

    政府の推計によれば15~34歳の年齢層に限っても、日本のニートは60万人前後。中高年ニートを加えれば100万を超している可能性が高いです。

    これだけの数のニートが長年にわたって存在してきているのに、何故「ニート小説」は現れないのか?

    ニートはまずもって「社会人」ではありません。かつ、社会にきちんと関わっていないので「社会経験」も極めて乏しい。「ニートかつ引きこもり」なら、なおさらそうです。

    母数の大きさから言って一人ぐらい「ニート小説の旗手」が出現してもいいはずですが、私はそういう作家がいると聞いた事がありません。

    ごくありきたりの結論になりますが、社会人経験がゼロでも作家にはなれる。しかし社会人経験があっても「社会経験」に欠けている人は作家にはなれない。こうなります。

    ちなみに「社会人」という言葉は日本語特有の概念で、外国語に翻訳不可能です。少なくとも英語にはこれにぴったり合致する概念そのものがありません。「社会人経験」と「社会経験」の混同が発生し得ること自体が、日本特有の現象だと思います。

  9. 弱音P より:

    私は皆さんとは少し異なる視点で、自分はサラリーマンで不条理な要求や上手くいかない人間関係など体験してきましたが、その現実はうまくいかないというのを小説に反映させる必要はないのではないかと考えます。逆に、不条理な体験をしてきたからこそ、フィクションの作品の中では綺麗な人間関係を描いていきたいと考えています。汚い部門を知っているからこそ書ける純粋で綺麗な物語、という意味で社会経験はあるに越したことはないかな、と考えます。

  10. 社会経験はあるに越したことは無いですが必須ではないと思います。

    社会経験があることでいい点。

    大学生活を送れば大学生時代の自分の経験を投影できますし、他の経験もその時の様子を思い描きながら書けばよりリアルな感覚を小説内に取り込めることが可能だと思います。

    必須ではないという点について。

    たとえば殺人事件の犯人が主人公の人を描こうと思っても実際に人を殺すという社会経験を行う訳にはいきません。SFやファンタジーならなおさらです。ですが、擬似的に調べることはできます。殺人犯の心理状態を述べている本やサイトというのも存在してますので。
    また、永遠の0などの作品を世に送っている百田 尚樹氏は一つの作品を世に送るときに小説の対象となるものに対して徹底的に取材を重ねてます。それにより実際に経験していないこと、ものでもリアルに描くことが可能になっているのです。

    社会経験はもしある物事にたいして自分に取り入れることができるのであれば取り入れるに越したことはないと思いますが、必ずしも必要ではありません。その分自分で想像し、そして世界を創造する。それが大切です。また、それと同時にテーマから少し外れてしまいますが中途半端な知識を出さないということも大切だと思います。

  11.  おじゃまします。
    「あなたは、小説家になるために、社会経験は必要だと思いますか?」
     この設問が甘いと思います。
    「小説を書くために社会経験が必要か?」と
    「小説家として社会経験が必要か?」がごっちゃになってます。
     後者は当然「必要である」と答えます。
    「小説家にかかわらず、社会で生きていくうえでのスキルは必須である」
     現実にはそうであるかどうか疑問と言うような人も多いですけど。
    さて、前者ですが、この答えの前に、この設問が必要だと思います。

    「小説を読むために社会経験が必要か?」
     TVや小説で得た情報をもとに・・・というのは、残念ながら実体験には及びません。経験者ならではの文字や映像になっていない経験と言うは多いと思います。
    そしてTVや小説は時間や文字数と言う制限を受けます。製作者の偏りもあるかもしれません。それが全てだと言う思い込みはまずいでしょう。
     小説を読む場合でも、体験者からみれば「間違っている」「甘い」という批判はあるかと思います。ただ受け入れるだけではなく、批判的に見るためにも、社会経験は必要ではないでしょうか。ましてや、その小説を読んで「社会ってこんなものなのか」と思い込むような読者がいるかもしれないのですから。

    で、やっと「書くために社会経験が必要か」です。
    答えは「経験できるものはなんでも経験しておけ」だと思います。
    たとえ、架空の世界を描くにしても、その世界観を構築するために必要だと思うからです。中世の世界を描くにしても、最下層から王族貴族、聖職者まで
    食ったり寝たり、排泄したり、金を使ったり稼いだりする部分は
    今と違いはないのですから。経験しておいて損はないです。
    その経験の中から、なにか掴んでやるという思いは必要ですけど。

    というわけで、ありきたりの答えになって申し訳ないです。
    では。

  12. 匿名 より:

    内気は、小説をかくのは別に嘘の情報でかまわないのだから、自分の経験してきていないことを「想像」する楽しさがあればいいと思います。その中に「自然さ」をつくりだすためには、社会の経験が必要な場合はあると思います。

  13.  社会経験をしている人にしか書けない文章もあれば、社会経験が少ないからこそ書ける文章もあるのではないでしょうか? それぞれ文章についてどう思っているか、どう向き合っているかが違うわけですし、その立場の違いからにじみ出てくるものがある。それをうまく文章に落としこめることができれば、社会経験に関わらず、いい文章が書ける。

     物語についても同様だと思います。社会経験をそれなりに積んでおり、それを題材にした物語を書くとすれば、それは地に足のついた堅実なお話になるでしょう。読むほうも安心してついていくことができます。

     ですが、小説はそういう話だけでは成り立っていません。

     中には、小説の中でしか味わえない、自由奔放な物語を求めている人もいます。そういう物語で大事なことは、社会経験ではなく、いかにして自分自身の想像力を駆使するかにあります。その場合、どれだけ今までに本を読んできたか、自分の想像力を大事に磨いてきたかで勝敗が分けられます。ですので、人によって必要な経験というものは違ってくるのではないでしょうか。前者の堅実さを目指すなら社会経験は必要ですし、言ってしまえばあまり本を読んでいなくても書けてしまう。後者であれば、読書を息をするようにして行なっている人が得意とするもので、社会経験などは、もししていたとしても、あまり役に立たないような気がします。

     つまり、書きたい小説の内容、あるいは人それぞれの体質によって、「社会経験」が必要なのか「読書経験」が必要なのかが変わってくるということです。どちらも「経験」が大事であることに変わりありませんが。それにプロの小説家であれば、好むと好まざるとにかかわらず、そのどちらも(いずれは)身に付けなければならないものですが。

  14. 社会経験はあったらいいな程度だと思います。
    作家になるための必要条件ではない。

    社会経験よりも私はその年齢に見合ったきらめきを大切にしたいと考えています。

    極端な話高校生に70歳の年配の方を主人公に小説を描けと言われてもやや難ありです。想像によってある程度は補完されるとは思いますが。

    そこにリアリティを出せるのは恐らく一握りでしょう。

    では逆に、70歳という社会経験を積んだ作家が高校生の話を描こうとするとどうなるでしょう。

    経験を積み想像力を働かせてもそこにリアリティを産むのは至難の業です。

    何故なら、その人の高校生像と現代の高校生像には大きなギャップがあるからです。

    これは社会経験が執筆の邪魔をしているケースだと思います。

    前置きが長くなりましたが私は自分のライフステージに見合った小説にきらめき、リアリティが宿ると思います。

    それぞれのライフステージでの経験を積む。たとえば高校受験の経験は中学3年生しかできない特権です〈浪人生という例外はありそうですが〉

    その特権を創作に活かした時いいものが描けるのではないでしょうか

    私は、ライフステージに見合った経験をどんどん積むことがいいものを描く土台になると思います

  15. こんばんは。
    面白そうだったので失礼します。

    主人公をどんな立ち位置にするかで答えが変わると思います。

    会社員としてのリアリティを追及したいなら、会社などの組織に入った方が、見たことや聞いたこと、感覚が描写できるので良いと思いますけど、もし「会社に入っているのを想像している学生さん」が主人公なら、社会人になっていない立場での視点が有利なのかもしれません。

    主人公をどんな立ち位置にするか、それ次第ではないでしょうか。

    ただ、その他の場合では、小説を書く為に、社会経験が必ず必要なわけでないと思います。
    でも、社会経験でもなんでも、経験したことは文章の糧になると思います。
    プラスにはなりますよ。

    会社に入らずとも、色んなアルバイトをしてみるのもいいんじゃないでしょうか。趣味のアウトドアをしてもいいかも。
    経験すると、視点が増えます。
    視点が増えると、書ける登場人物の幅が増えます。
    色んな視点が増えていけば、小説の味になるのではないかと考えます。

  16. ジュコ より:

    私は社会経験があった方がいいと思います。……と言うより社会経験から得られる”副産物”が思いもしなかった所で役だったなと。
    例えば勤め先の名前の由来や、意外なモノに付いている名前、他人の考え方、様々な状況や環境での心の感じ方(自分や他人を見て)、
    「対立・敵対心・葛藤・苦悩・辛さ」に「喜び・感動・感謝・幸福」――つまり喜怒哀楽を経験できる。

    人によっては、この話を聞いて「それは無いよりあった方がいい程度じゃない?」と思うかもしれませんが、私はハッキリと「あってよかった」と多々思いました。それを活かせているかどうかは自信ありませんが。

    あとは、もしも小説家になれなかった時の保険ですね。
    これは言わずともわかることでしょう。

    ちなみに「仕事内容が小説に活かせる」っていうのは正直微妙です。と言うか、そういう目的で仕事は選ばないほうが長続きしますし、働く上でのモチベになります。

    ただ”間違ってほしくない”のですが『仕事内容を学びたいだけ』なら、取材や参考書を漁るなどの方法があります。
    つまり「軍人の物語を書きたい!」からと言って「自衛隊にならなきゃ!」や「民間軍事会社に勤めなきゃ!」とはならないことと同じです。

    ……と強く言っちゃうのも、昔ホテルのフロントの受付をしていた頃の話ですが。
    漫画家希望だった方がアルバイトに来ました。「深夜に働きたい」と言う理由もあっての採用だったらしいですが、実際は「ホテルの受付を漫画のネタにしたいから経験しに来た」と言う方でして。
    本人は「仕事が嫌だけど続けている」みたいな状況になって苦しんでいました。
    私のほうが早くにやめてしまったのでどうなったか不明ですが、最後会話した時「ホテルのネタ書きたくなくなってきた……」とボヤいている有り様でした。

  17. 一ノ神(かずのしん) より:

    90%ほど必要だと感じます。
    自分は元登校拒否児で、潔癖症引きこもりの医療年金暮らしですが、正直バイトをするまでは表現の仕方に困っていた時期がありました(今でも苦労はしていますが)。
    しかし、人間関係を構築するにはどういう接し方が必要で、AをすればBの反応をするということをバイトで学びました。
    けども今は働いていません。潔癖症を患ったためです。
    「バイトくらいできるんじゃね?」と思う方もいるでしょう。
    僕もそう思っていました。
    けれど実際は違いました。僕の潔癖性は重症で入院も必要と判断され暫く入院暮らしでした。
    それを知ったバイト先からはクビになり、精神病患者に仕事を斡旋してくれる人たちからは「こんな重い子引き受けられない」とそっぽを向かれました。
    では何故小説家を選んだのか?
    それは「楽しい」の他にもう一つ、「復讐心」からです。
    なぜ100%ではないのか?
    それは過去の学校生活が濃かったためです。
    いじめを受けました。差別を受けました。上記通り登校拒否もしました。実は中学の頃から書いているのですが、当時のカウンセラーに見せたら「こんなもの書くのは異常」と言われ全データを削除された経験があります。
    それが「星を身籠るエトワール」です。ありがたいことにノベルジム大賞第一次通過という結果を残せました。今はエトワールを大幅加筆して「なろう」「Eエブ」なので載せて頂いています。
    それらの経験が積み上がり作家を目指す道を選びました。
    故に社会経験というか「色々な人間関係」は必要だと判断します。
    そして「子供の頃の経験も重要」と思ったので10%ほど引かせてもらいました。

  18. 神山 備 より:

    必ずしも必要はないと思いますが、小さい大きいにかからわず、できることは何でもやっておくべきであると私は考えます。

    経験だけでは書けないことも多くありますが、プロットを立てる上でのヒラメキは案外、色々な経験がベースになっていることが多いような気がします。

    これは、実際に経験するだけでなく、資料の閲覧もそう。全く別の意図で集めた資料が、自分の中で急に一本の線でつながって伏線やひいては大元の設定に組み入れられることはよくあります。

    つまり、引き出しがたくさんあって、いろんな服をその中に詰め込んであれば、TPOに合わせて自在に着こなしができるということなんです。

    後は自分のコーディネート手腕のみ。どんどん書いて自分のコーディネート技術を磨けばいい。私はそう考えます。

  19. 菩提樹みろく より:

    社会経験というより、色んな人生経験を積んでおいた方が執筆の材料にしやすいのでしょうね。
    フィールドワークとして実際の現場に触れてみる、そうすれば思いもよらぬ表現が見出せる。『書を捨てよ、町へ出よう』といったのは寺山修司でしたか。
    「艶のある赤いリンゴ」と書くのは容易くとも、そのリンゴの中に甘い蜜が詰まっているかどうかは、齧ってみないと分からない。齧って初めて蜜の食感や甘みを読み手に伝えられる。虚構性が強い小説ほど、読者に細部を納得させる表現法が必要になってくるのでは、と。
    全ての社会経験を執筆の糧にする、いやむしろその為に経験を積む。そんな貪欲さ、私も欲しいです。

  20. 匿名 より:

    社会人経験も、社会経験も、経験させてもらえる、その環境があるのなら貪欲にやっておいたほうがいいと思います。
    私はつい最近薙刀に接したことがあるのですが、型だけでなく試合もあって刃の部分が竹刀状になった長物を使うわけですが、剣道すら未経験の私は、試合とはいえ躊躇したことを覚えています。これで人を殴っていいよと言われても、と。
    ファンタジーを書いているにも関わらず、この刺激を知らなかった私は、その後戦うこと、描写、その必要性全般について考えざるを得ませんでした。なので、結論は前述の通り、体験出来るものは出来るうちにやっておけ、を推したいと思います。

  21. 匿名 より:

    単純に引き出しを増やすという意味では体験しておくべきことだとは思います。
    想像の世界の住人よりも個性的な人っていうのは必ずどこにでもいますし、日常的な会話から新しいアイディアを得ることもあります。
    しかししなければならないものでもないので、結局は自分に必要かどうかってことでしょうね。
    極端な話、学生のうちからデビューしてそのあとも売れ続ければ必要ありませんからね。

  22. あざらし より:

    必要と思います。特にミステリ作家を目指すなら 何が謎で何が答かを知る必要がある。社会はヒューマニズムを育てる場だと思います。物語は人と人の関係であり人間同士のドラマです。社会は自分を主人公にしたドラマを体験できる。常識や経験より、物書きとして大切なことだと思うから。人をたくさん見て、知ってこそ、深みが出るのではないでしょうか。
    愛情も信頼も憎しみや解決。思いもしない出来事が一番サスペンスミステリだったりしますでしょ?

    そう考えると、より現実を知るも作家への第一歩ではないかと結論が出てます。恐れず社会を見ましょう。今は分からなくても、いずれは、きっとためになると思います。

  23. 匿名 より:

    経験しておいた方がいい。ですかね。
    書くジャンルによっては「絶対に必要だ」とは言い切れません。

    ただ、文章には少なからず自己が投影されるものだと思うので、人生経験を積むことで内容や表現に説得力が出るという効果は期待できます。

  24. 記事に興味が合ったので、コメントさせていただきます。

    社会経験は必要だと思います。
    もし、小説家としてデビューしたとして、編集やその他の人と関わることになるため、最低限の社会マナーが必要だと思います。やはり、社会経験がない人とある人では、人との接し方が違います。かなりの才能が有ったとしても、人当たりが横暴すぎれば人は離れてしまいます。

    また、小説を書くに当たっても、経験はとても重要だと思っています。
    無理はいけないですが、できることは全て経験したほうが得です。無駄ではないと思います。
    たとえば、暑いという表現でも、外国の暑さと日本の暑さはまったく違います。
    視て聞いて体感して気付くことがあると思います。

    余計なお世話だと言われればそこまでですが、経験を文章に落とし込むことができれば、読者に物語を『体感させる』表現ができるかなと、俺は考えます。

  25. 山崎さんのおっしゃることは、ごもっともだと思いますね。
    「社会性」というものがないと、絶対にいい作品は書けない。
    僕もそう思います。

    「芸術は爆発だ」と岡本太郎は言い放ちましたが、
    文芸の場合は、ただの爆発じゃ長続きしないというのが現実だと思いますが、
    そう思ってるのは僕だけでしょうか。

    社会経験の有無については、それほど意識しなくていいとは思ってます。
    作家は、自分の知らない事を知ろうと努力するのが前提ですからね。

    ですので、自分の経験だけに基づいて書いても、それは小説というよりは、
    物語仕立ての日記になっちゃうじゃないですか。

    ですので、僕の場合は、山崎さんと同様に
    「社会性」を重視してはいます。
    社会経験は重視してはいません。

    以上です。

          自称・アマチュア戯曲作家 岡本ジュンイチ

  26. 必ず必要というわけではないかと思います。
    しかしあればそれだけ経験が増えるわけですから書く小説にも深みが出るかもしれません。
    要は自分に必要かどうかだと思います。

  27. 匿名 より:

    書くジャンルによる気がします。
    会社組織の階級構造を応用するとか。
    ただ、小説のための経験を得たいからという理由で行う経験は血肉にならないと思います。
    必要に迫られて行えば必死になるので、表面的ではなく、説得力があります。
    野球漫画の「ドカベン」はあれだけむちゃくちゃなのに説得力があるのは作者が野球が大好きだからです。
    野球のルールとか以前に野球の哲学が作者にあるから説得力がある。
    なので、実感として得られる経験までおとしこまないと社会経験も表面的な描写になり意味がないので、経験の種類よりは、むしろ、どの程度深い経験になるかが小説にとって重要な気がします。

  28. 黒井 鳩 より:

    多くの経験は、そのまま小説を書くうえでの経験値になると、私は思います。私は学生なので、社会に出て働き、責任が生まれるという過程を具体的にどうやってかけばいいのかわかりません。いえ、書けるは書けますが、浅い内容になると思われます。プロの作家さんでさえ、経験のないことは書けません。常に敏感に物事を感じとり、日々の全てを糧にしてこそ、自分なりのオリジナリティー溢れる作風が生まれるのではないかと考えています。100%社会経験は必要です。

  29. 匿名 より:

    映像脚本では社会経験必須です。
    小説だとなんともいえませんが、
    情報あふれる社会ですので、
    経験が豊富なほど、引出しは多くなるものと思います。

  30. 作品にリアリティ(現実感)を出そうとするなら、社会経験は必要だと思います。

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