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【たまコラム:はじめての官能表現】第3回:エロ動画や、エロビデオを見てみましょう。ふふ/藤村綾

   

※本コラムでは性的表現が含まれます。15歳未満の方や、不快に感じられる方は本コラムは読み飛ばしてください。

【たまコラム:はじめての官能表現】第3回:エロ動画や、エロビデオを見てみましょう。ふふ/藤村綾

-序章小説-

「この触り心地がたまんないよ」
彼が必要以上に執拗に背中を触ってくる。もうすでに、一回戦を交えた後だった。
あたしのもっとも敏感な部分はすでに、彼のもので突かれているので、ジンジンとしている。子宮の奥が熱い。抜かれたあとの、穴は急に空虚感があり、一気にあたしを寂しくさせる。彼はそれを見抜いての判断なのかは分かりかねるけれど、背中をさする手が、徐々にあたしのまだ愛液でベタベタ秘壺の中に指を入れ、優しい指使いで穿ってきた。
「わー、すごいことになっているよ。こんなに濡らしてだめな子だ」
こら。と、小声で笑いつつ冗談交じりに叱咤する彼の吐息が耳にかかり、あたしは、ぶるっと、身体を震わせた。彼の行動はあたしの身体と心を瞬時に濡らす。
「や、やだ、もう、まだ、さっきの余韻が残っていて、くすぐったいの。やだぁ、」かわいらしい声で、抵抗を試みてみたが、言葉と身体は裏腹に、彼の悪戲な指使いにあたしの呼吸がだんだんと荒くなってゆく。好きな人の指があたしの中に入ってくるというだけで、身体が嬉々たる声を上げる。あたしは、腰をくねらせ、股を自分から開き、彼の方に身体を向けた。ねぇ、上目遣いで彼の顔を見上げる。
そして、続けた。
「もっと、あたしを触って。あたしをもっと、壊して。ねぇ」
彼の首に腕を回し、顔を引き寄せ唇を重ねる。舌と、舌を絡ませ、涎が垂れるのも構わずに舌と舌でセックスをしだした。頭の中がぼうっとする。彼の指は舌の動きと連動し、強く穿ってくる。舌先が感じる。秘壺からは淫らな音がする。けれど、既に一回戦を終えている余裕なのか、羞恥心はさほどなく、あたしは、もっと、そう、そこ、と、誇示するかのよう、股を大きく開いた。彼の舌先があたしの乳首をそうっと転がす。トントンに尖った乳首が彼の涎で光っている。彼の唾液が空気さらされる度に、ヒヤリとする乳首は、あまりにも尖りすぎて、痛いくらいだった。あわいから、太ももにかけて、生暖かい愛液がうがわかる。けれど、それは、もしかしたら彼の残骸かもしれない。混じり合った彼と、あたしの体液こそが、今、愛されていた結晶になる。シャワーをして、ホテルから出れば、2人は他人。あたしは、あたしだけは、彼の温もりが愛おしくて、シャワーは浴びずに帰り仕度をする。暫くは合わなくてもだいじょうぶなよう、彼の温度と対お体温を身体に記憶させておく。帰るときの寂寥感が半端ではない。けれど、終始笑顔は崩さない。彼に嫌われたくないから。重くなりたくはないから。都合のいい女。それでもいい。彼のそばにいられるのならば……。先のないあたしたちは、ただ、ただ、狭いホテルで、ひと目を憚るよう、抱き合うしか術がないのだから。

 

あたしは、風俗嬢(デリヘル嬢)なので、お客さんの待つホテルに出向くと、約8割はアダルトビデオを見ています。興奮を高めるためもあるけれど、大抵の人は言い訳をするようこういいます。
「だってー、見るものがなかったから」や、「うちじゃあさ、見れないからね」と。
見るものが、ないわけがないじゃない!などとはいわないけれど、あー、そうですよねー、屈託なく笑い、お客さんが見入っているアダルトビデオをチラ見。
顔を手で覆うくらい恥ずかしい?!やだ、エロビデオなんて?!の時代はうん十年前に卒業し、今では、アダルトビデオを見ても、子宮がキュンキュンしなくなりました。キュン、キュン……。あ、そうでした、そうでした。その昔、まだ、処女だった頃。(18歳)アダルトビデオを見ると、声を聞いただけで、尿をしたい感覚に囚われ、触ってもいないのに、子宮が熱くなり、濡れるとまでは、いかないのだけれど、下半身がやけに敏感になり、アダルトビデオの女性を自分に置き換え、身体で感じ、声で感じ、挿入もしたこともないのに、軽くイキました。ええ!非難めいた声をありがとうございます。なんて。女優さんの苦悶の表情からは、上目遣いに男優を見上げ、棹を美味しそうに舐める妖艶な表情。そして、声。官能表現では、声の書き方だけでもかなり違います。
『ああん、だ、ダメ?、また、イク』
『すごい、く、くる、わ』
『どうか、なっちゃうぅ』
実のベッドの上で、このような声を発するのかといえば、いいま、せんね。
誇張さながらの悦の声音の表現も時折交え入れてみると、面白いかもしれません。主人公の女性がとてつもなく清楚な人物で、ベッドに上がったせつな、『ああ、いや、あたし、どうにかなっちゃうー』と、言わせてみるのも、ギャップがあり、小説自体に面白みがでますね。非日常的でない声音って、文字ならば、いくらでも書くことができます。主人公を淫乱にさせることもできます。淫乱にするのは、あなた次第です。なので、アダルトビデオの誇張すぎる声を聞いてみてください。ヒントはそこに盛りだくさんありますからね。(あたしは性感マッサージ動画が好き)笑。

たまコライター プロフィール

藤村綾(ふじむらあや)
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元風俗嬢・風俗ライターの藤村綾です。現在はDTPオペレーターの仕事に従事しつつ、風俗媒体にてコラム・小説等を寄稿しております。ミリオン出版『俺の旅』風俗珍講座連載。愛知県在住。Twitter:@AyaIssue

たまコラムとは

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