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【執筆の敵】敵の正体、それは…/八湊真央

   

【執筆の敵】敵の正体、それは…/八湊真央

原稿を書く時は、割と静かな環境で、それなりに用事を済ませてから書き始めることが多い。
それは昔からそうやって作業を行ってきた名残だと思うのだが、そうやって用事を済ませ良い環境で作業をしているはずなのに、それでも中々進まない時があるのは、決して筆が遅いせいだけではない。絶対に自分の「厄介な性格」が影響しているせいであると思っている。

自己分析してみても、恐らく私自身に集中力がない訳ではないとは思う。
でも、どんなに用事を済ませ、静かで集中できる環境で作業を進めようとしても、そこからまた「気になる」ものを見つけて自分からそれに手を出してしまっては、どうしようもない。というより、自分からトラブルの元を探してきてそこに身を興じるなど厄介極まりない。

例えば、壁に掛けてあるカレンダーが曲がっている。
そんなの、締め切りの原稿が上がった後にゆっくりと直せばいいのにそれが待てない、というか直さずにはいられなくなる。しかも直し始めると、そのカレンダーと横にかかっている他のインテリアの高さが合わないと気に入らない。
やっとそれを直し終わったと思うと、ちょうど目線の高さにある本棚にうっすら積もった埃が気になって仕方がなくなる。しかも、良く見るとその付近も拭きごたえがありそうな汚れ具合で・・・。
・・・
こういうのが、原稿を書きあげるまでに延々と続くことになる。本当に厄介である。
これは、試験前になると無性に部屋の掃除がしたくなるのと、似たような感覚かもしれない。こういう人間は、真っ白で何もない部屋に籠って作業をするのが一番なのかもしれない。でもそれはそれで、「壁の白い色の白さ加減が気になる」とか何とか、余計な事を気にしだして、また作業が止まりそうな気がしなくもない。

執筆の敵。それは他ならぬ「自分自身」なのである。

あとがき

ちなみに、静かな環境を!と、ヘッドフォンをして作業を始めたことがありまし たが、
静かすぎたら過ぎたで気になり、尚且つヘッドフォンの素材とかまで気になり始 め、販売メーカーとかネットで検索し始める始末でした。
結局、どんなに環境を整えても気になる時は気になると。
・・・それって、ホントは集中力がないってことなのかもしれませんね。
自己分析、もう一回し直さなければ。

たまごライター プロフィール

たまごライター:八湊真央
writer_mao_100静岡県在住の、会社員兼一児の母兼フリーライター。ライターのお仕事ではコラムを中心に書いています。その他、中学生の頃から小説も書いています。現在、オリジナル小説を「pixiv」「小説家になろう」にて掲載中。フォロー大歓迎。二次創作サイトは「Cloud9+cafe*」。Twitter:@n_wing0224

 - 執筆の敵

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