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【こだわりのアイテム】日本語探しのガイドブック/リリー

   

【こだわりのアイテム】日本語探しのガイドブック/リリー

私の執筆時のこだわりのアイテムは、なんといっても類義語辞典だ。何か文章を書こうと決意したらまず、類義語辞典を用意する。もしそこがどうしても類義語辞典が用意できない環境なら、執筆を先延ばしにする。それほど重要なアイテムだ。

なぜ私がこれだけ類義語辞典に固執するか。それは、類義語辞典を使うことで、今までに当たり前のように使ってきた言葉の新しい一面を発見することが出来るからだ。たとえば、「会う」という言葉。普段から何気なく使っているこの言葉も、「面会」「接見」「対顔」「遭遇」「御目文字」…と、少しずつニュアンスの違う類義語がたくさんある。日本語を母国語としている私達だからこそ、これだけ豊かな言葉があることに気付ける機会は多くない。だからこのように、意識して類義語を探すことで、語彙を豊かにしていくのである。
類義語辞典はいわば、ガイドブックだ。観光地に住んでいる人が、ガイドブックを読んではじめて、地元の素晴らしさに気付くことがあるだろう。私が類義語辞典を傍らに作業をするのは、それに似ている。
こうして語彙が豊かになると、テクストもより一層鮮やかになる。良いことづくめだ。シソーラスが示す素晴らしい冒険を、私はもっと楽しみたいと思う。

ちなみに、「類義語」の類義語は「シノニム」である。このように言い換えると、なんだか恰好良く思える。

あとがき

これを書いている最中にも、五回ほど辞典を引きました。御目文字、という表現は、この記事を書きながら新たに得た語彙です。普段まず使わない表現ですよね。

たまごライター プロフィール

たまごライター:リリー
writer_riri_100大学二年生で、漢詩を中心に文学を勉強しています。好きな作家は重松清と谷崎潤一郎、好きな詩人は陶淵明と李賀です。将来は作家でなくても、文学を楽しみ、それにいつでも触れていられる立場にいたいと思っております。文章を書くことは、一生やめません。そうしておばあちゃんになった時にでも、世間から評価されれば、というスタンスです。よろしくお願いします。

 - こだわりのアイテム ,

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