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【こだわりのアイテム】こだわりではないけれど紹介したいアイテム/笠原小百合

      2016/03/20

【こだわりのアイテム】こだわりではないけれど紹介したいアイテム/笠原小百合

これから紹介する2つのアイテムは、わたしのこだわりというよりもマイブームと呼んだ方がニュアンスは近いかもしれません。

こだわりとは怖いものだとわたしは思っていて、自分の枠を自分で決めてしまう行為だと考えます。なので、こだわりは意識して壊すようにしています。これだと思うアイテムが見つかってもそれだけをずっと使うのではなく、他も色々試してみるのです。そうすると、もっと良いアイテムと出会えたり、ああやっぱり元々使っていた方が良かったなと思ったりします。

そういった試行錯誤の中にいると、臨機応変な心構えが持てるような気がします。広い世界のことをとにかくもっと知りたい、体験したい。そんな想いから、わたしはあえてこだわりを強くは持っていません。

それでも使っていて便利だなと思うアイテムはありますので、今回はわたしが比較的長く使っているアイテムをご紹介します。

まずひとつは、ホワイトボードです。

WEB文芸誌の編集長、文フリガイド編集者、仕事としてのコラム執筆、そしてたまごライターとお陰様で多方面で活動させていただいております。そうなると大変なのがスケジュール管理、TO DO管理です。「することリスト」は膨大な量の上に書き換えが激しく、手帳だけでは対応出来なくなってきました。そこで導入したのが、A2サイズのホワイトボードでした。

気軽に書いて消せるというのはとても便利です。A2サイズだと新聞紙を広げた大きさですので、リビングの壁にかけておくと目立つのでいつでも作業と向き合っている感覚になります。

そして導入してみて一番良かったことが、家人も見られる状態であるということです。「◯月◯日〆切」と書いておくと「締切大丈夫?」と聞いてくれることがあり、程良いプレッシャーにもなります。人は、ある程度監視の目がないとサボってしまうものです。特にわたしはサボりたがりなので、このホワイトボード作戦は今のところ成功しているように思います。

ふたつめのアイテムは、三年連用日記、いわゆる三年日記です。

これは執筆の訓練のために導入しています。三年日記は例えば「1月1日」の頁ならば、2015年、2016年、2017年といった具合に三年間のその日の記録をつけることが出来ます。

わたしはそこに日記ではなく、短文を書いています。内容はその日によって違い、ショートショートであったり短歌であったり、時には古典文学の模写をすることもあります。まだつけ始めて一年目ですが、現在取り掛かっている作品以外でも毎日少しずつ文章を意識して書くことは、確かに力になっているように思います。

二年目に突入したら、一年目に書いた内容を受けて毎日執筆していこうと思っています。例えばその日のテーマが「海のショートショート」だったら、三年間その日は「海のショートショート」を書くことになります。三年間でどんな風に文章が変化していくのか、今からとても楽しみです。頁を開く度に、三年間の自分の成長がぱっと見てわかるのも面白いですね。

以上がわたしの便利アイテムです。少しでも参考になったら幸いです。

最後に、冒頭でこだわりを持ちたくない旨を書きましたが、決してこだわりを持つことが悪いことだとは思っていません。何かにこだわれるだけ真っ直ぐ夢中になれることはとても素敵なことです。こだわりのアイテムというのは、それだけ愛着のあるアイテムということ。わたしのように便利だからという理由だけでただ使っているわけではないのだと思います。アイテムとのそんな付き合い方も素敵だなと思うのですが、やはりわたしはアイテムに一途にはなれないようです。

浮気しつつも必ず戻ってしまう本命が出来た時、それはわたしにとってのこだわりのアイテムと言えるのかもしれませんが、それがわかるのはまだ当分先になりそうです。暫くはあちらこちらに寄り道しながら、ふらふらしたいと思います。

あとがき

こだわりのないわたしなので今回のテーマはどうしようかと思ったのですが、便利だと思い普段使っているアイテムをふたつ紹介しました。特に三年日記は小説家のたまごにオススメです! 自分なりの活用法を見つけて使ってみると面白いかもしれませんよ。

たまごライター プロフィール

たまごライター:笠原小百合(かさはらさゆり)
writer_sayuri_1001984年3月11日生まれ。栃木県出身、東京都在住。小学四年生で作家を志し「日常に潜む狂気」をテーマに小説を書き続けている。2011年1月にWEB文芸誌「窓辺」を立ち上げる。2015年より文学フリマガイドブック編集者としても活動。同年6月に出産を経験した一児の母。小説と写真と競馬があれば生きていける。Twitter:@sayuspi

 - こだわりのアイテム ,

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