小説家のたまご

未来の小説家=小説家のたまごを応援するサイトです。

*

【小説を書いてみたいと思っている君へ】自己表現/紗倉凜子

   

コラム:小説を書きたいと思っている君へ

たまごライター:紗倉凜子 writer_sakura_100小説家を目指すたまごライター、紗倉凜子(さくらりんこ)。現役中学生として、学校生活と両立させつつ頑張っています!今の私にしか書けないことを、より印象的に、より私らしく。@NovUrban

自己表現/紗倉凜子

「小説を書く」ということは、選ばれた人のみが出来ること。そう思っている人は、多いのではなかろうか。現に、私もつい最近までそう考えていた。

だが「小説」とは自分の考えや価値観を表現したものであり、趣味で小説を書く人にとっては、それはいわば自己主張なのである。また、ここでは趣味で小説を書いてみたい場合に絞って書きたいと思う。
さて、小説は広く大衆に開かれた、自由な文化である。小説を書いてみたいと思ったら、それは、小説という形で自分を表現してみたくなったという証拠である。そうなったら、それを我慢する手は無い。

では、それをどう書くか。書きたいことが決まっているのなら、パソコンや携帯電話、または紙、媒体は何であっても良いのでそれをとにかく書き落としてみて欲しい。

私としては、今時少し珍しいかも知れないが、原稿用紙やレポート用紙に書くことをお勧めしたい。紙の独特の暖かい匂いや手で文字を書いていくという体験が小説を書いているという実感を与えてくれ、新鮮な体験となるはずだ。そうして書いた言葉や文章は、上手い下手に関わらず大切なものだ。

これで「小説を書く」という行為は終わるが、この後にも楽しみが待っている。書いたものをどうするか、だ。自分で読んで楽しむも良し、誰かに読んでもらうも良しだ。

前述の通り、小説は自由な文化だ。楽しみ方も自由だ。だから私は、「誰かの自由を奪う」ことだけは書かないようにしている。具体的には差別的な表現や実際の人物を否定することなどだ。作品の表現上でそのような表現が出てしまうことや、テーマ性の強い作品で誰かを批判することも、あるかもしれない。そのときは、本当にそれを書いて自分が後悔しないか、その表現で本当に良いのかを考えてから書いてほしい。自由を誰かの不自由の上に成り立たせるようなことはしないでほしい。

そうして実際に書いてみて、書いていて楽しい、まだ書きたい、と思うなら、ぜひ書き続けてもらいたい。あまり考えたくないことだが、それで楽しさを感じることが出来なかったら、ぜひ他の自己表現の術を見つけてもらいたい。

迷うなら書くか書かないかでなく、書き続けるか書き続けないか、だ。

 - 小説を書いてみたいと思っている君へ ,

ad pc

ad pc

コメントはお気軽に^^

  関連記事

【小説を書いてみたいと思っている君へ】とりあえず書いてみようか/山田まる

とりあえず書いてみようか/山田まる 毎回次はどんなテーマが来るのかな、と楽しみに …

【小説を書いてみたいと思っている君へ】小説を書きたいと思っている「いつだか」の君へ/徒川ニナ

コラム:小説を書いてみたいと思っている君へ たまごライター:徒川ニナ 1987年 …

【小説を書いてみたいと思っている君へ】プロット/彩葉

コラム:小説を書いてみたいと思っている君へ たまごライター:彩葉 文字を書くこと …