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【小説家になろう】そもそも、どんなサイト?/彩葉

      2015/04/15

【小説家になろう】そもそも、どんなサイト?/彩葉

今回のテーマである『小説家になろう』は、ここに投稿される多数の作品が書籍化されている巨大な小説投稿サイトの名前である。
実際私もこのサイトを利用して小説を投稿している。

しかし、利用しているといっても私はこのサイトの仕組みについてあまり知らない。
話ごとに区切って投稿できる点、非常に文章が読みやすい点から選んだにすぎない。
例えばこのサイトから小説化される作品があるということも、『小説家になろう』から書籍化した経験を持つ(当時は書籍化予定だった)山田まる先生と出会うまでよく分かっていなかった。

故に、今回はまず初心者として『小説家になろう』愛好家であり、読者として様々な感想を述べている方にインタビューをしてみた。
以下が、インタビューの内容である。

質問1:『小説家になろう』とはどんなサイトですか

答え:ただで大量の面白い小説が読める優良サイトです。いわゆるライトノベルに偏っているのは少し残念ですが、小説を探す分にはタグやジャンル分けで十分だから今のところ不満点は全くと言っていいほどありません。

質問2:『小説家になろう』にはどのような傾向の作品が多いでしょうか

答え:1でも触れましたが、いわゆるライトノベル系、現実からかけ離れたファンタジー作品です。特に主人公が特異の能力を持つパターンが多いです。漫画と違って文字だけで全てを表現する分、分かりやすいからでしょうかね。
もちろん、ネット小説から成功した人にこのパターンが多いからというのもあると思いますが。

質問3:『小説家になろう』において書籍化されるにはどうすればいいのでしょうか

答え:まずは固定客をつかむことです。私が基準にしているのは読みごたえと更新頻度ですね。読者を掴み「おもしれー!続きまだー!?」の感想を引き出します。するとランキングにも載るようになります。私もトップ5に入っている作品の感想を見て自分も読んでみようという気持ちになりました。

なるほど、『小説家になろう』とは、ライトノベル系やファンタジー系の多い小説投稿サイトらしい。
この方はジャンルに偏りがあることを指摘していたが、読者の需要があるならば、そういった系統の物語が供給されるのも分かる。
『小説家になろう』では熾烈な順位争いが行われているらしいが、人気を集めれば書籍化の道があると知れば納得の話だ。
作者も読者も楽しめているのならば問題はない。

しかし、ここで疑問に思う。
小説は競うために書くものではない。読者を沢山獲得することが必ずしもいいわけではない。
小説を書くことにおいて大事なことは、個人の自由な発想を思う存分吐き出すことだと私は考えている。

このサイトでは現在ジャンルが偏りつつあるが、好きなことを書いて、好きなように連載することがそもそもの醍醐味だろう。
実際に私もそういった人気ジャンルとは少し違った小説ばかりを書いている。
読者は著しく増えることはないが、それでもパラパラと読者が付くのは嬉しい。
このサイトにはタグ検索機能があるのだから、そういった物語が読みたい方が自分の小説までたどり着いてくれる。それを待つのみだ。
閲覧数を稼ぎたいからといって自分の書きたい物語を諦めている方はいないだろうか。
もしいたのならば、一度自分の書きたい物語をのびのびと書いてみてほしい。

さて、ここで読者にも訴える。『小説家になろう』にはライトノベル系やファンタジー系以外の物語も投稿されている。数は少ないかもしれないが、頑張って書いている作者がいる。
そちらの作品も覗いてみてはいただけないだろうか。
もしかしたら新しい発見があるかもしれない。

折角使い勝手の良いサイトなのだから、多くの文字書きがそこで小説を連載できたら私はそれだけで嬉しい。

あとがき

今回のコラムを書くにあたって『小説家になろう』の読者であるNさんにお話を伺いました。本当にありがとうございました。
本文では省略してしまいましたが、Nさんは作品に感想を書きこむこと、そして感想に感想返しがくることを楽しんでいるそうです。自分の好きな作品に感想が増えていると、ようやくこの物語のよさに気が付いたか……と心の中でニヤリとするそう。
私は書き手という立場でしたが、読み手の方々はそういった楽しみもあるのですね。

創作界ではどこへいっても熾烈な順位争いが行われている模様。
ネット時代の現代、ネットで人気が出ればプロデビューできるという法則が立っているのが原因の一端でしょうか。
読み手の需要を考えることも大事だけれど、ネット上くらい気楽に好きなことを書きませんか?

勿論これは私自身の価値観なのでなんとも言えません。
こういった問題は難しいですね。

創作界は日々争いだらけ。そんな争いを鎮めるための方法が分かる方がいらっしゃいましたら教えてください。和やかに創作と洒落こむことはできないのでしょうか……
それでは、今回はこの辺で。

たまごライター プロフィール

たまごライター:彩葉
writer_iroha_100文字を書くことが生きがいの、未熟で未熟な小説家のたまご。新しいことにどんどん挑戦したい。依頼はいつでも受付中。現在は主に「pixiv」と「小説家になろう」にて小説を書いております。Twitter:@kotonoha_hutaba

 - 小説家になろう

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Comment

  1. 小説家になろうの主流ではなくとも書籍化した作品は結構ありますよ。

    NHKでアニメ化『ログ・ホライズン』橙乃ままれ
    老騎士冒険譚『辺境の老騎士』支援BIS
    本格SF   『ヘヴンズ・コンストラクター』高山 理図
    現在12万部突破『君の膵臓をたべたい』住野 よる

    なろうの流行りのテンプレでなくとも、既にクオリティの高い作品はどっかから声がかかるようになってきている。願わくばこの流れがもっと大きくなってくれることを願いばかりです。

コメントはお気軽に^^

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