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【私の推したま】たまちゃん/紗倉凜子

      2015/02/08

【私の推したま】たまちゃん/紗倉凜子

このテーマを見て真っ先に考えたのは「私ごときが誰かを推しても良いのだろうか」ということだった。

私は誰か一人を推すことが出来るほどたくさんの小説を読んでいないし、誰か一人を推せるほど沢山のたまご様を知らない。推したまは、と聞かれたら、小説を書いている全てのたまご様だと言ってしまいたいくらいだ。

そのため今回の執筆オファーは断ってしまおうかとも思案したが、せっかく書かせていただける機会があるのに書かないのも勿体無い。

そこで今回は、誠に勝手ながら、「私の影響受けたま」を紹介したい。私の影響受けたまは、私が小説を書き始めるきっかけとなった人物であり、同じ学校に通う友人であり、ライバルでもある。そんな彼女についての話で良ければ、読んでくださると幸いである。なおここでは彼女のことを、便宜上、影響受けたまちゃん、略してたまちゃんと呼ぶこととする。

私が特筆したいたまちゃんの執筆活動エピソードは、二つある。

一つ目は、彼女のペンネームについてだ。たまちゃんの性別は、女性である。だが、たまちゃんのペンネームは男性名なのだ。その理由を尋ねてみたところ、「ペンネームが女性だとドロドロとした話を書いてしまいそうだけど、私はせめて創作の中では読んだ人をさっぱりとした気持ちにさせられるものが書きたいから」とのことだった。たまちゃんのペンネームを、便宜上たまくんと呼ぶ。また、たまちゃんはたまくんに誕生日や出身地、年齢、人格も与えている。彼女の執筆活動に対する熱意や思い入れを垣間見た出来事だった。

二つ目は、たまちゃんの授業風景だ。沢山の本を読んでいて、沢山の小説やその他各種文章を書いているたまちゃんは、国語の成績はバッチリだ。そのため、たまちゃんにとって国語の授業中は読書タイムである。私達の通う学校では国語の授業中に電子辞書を出すことが許可されているためたまちゃんは、電子辞書の日本文学1000選なる機能で、先日の走れメロスの授業中には同じく太宰治作品の斜陽を読んでいた。少しでも使える時間があろうものなら小説を読んでやろうというたまちゃんの小説に対する貪欲さには、脱帽だった。

そんなたまちゃんの書く小説は、読み心地が良い。情景描写が美しく爽やかなのだ。

現在たまちゃんは小説をあまり公開しておらず、学校に時々掲示したり、年に数回コンテストに応募したりする程度だ。

だが、たまちゃんの将来の夢は小説家である。そのため、今この記事を読んでくださっている小説家のたまごの皆様は、いつかきっと……いや、必ずやたまちゃんと、同じ道を志すライバルとして出会うことだろう。

もしも物書き道中で、ペンネームが男性で中身が女性で、情景描写が得意な若手作家さんに出会ったら、ぜひ、これがたまちゃんかとニヤニヤしてもらいたい。

たまごライター:紗倉凜子
writer_sakura_100小説家を目指すたまごライター、紗倉凜子(さくらりんこ)。現役中学生として、学校生活と両立させつつ頑張っています!今の私にしか書けないことを、より印象的に、より私らしく。@NovUrban

 - 私の推したま

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