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【小説の読み方】読むなら一気読み/彩葉

      2016/06/11

【小説の読み方】読むなら一気読み/彩葉

電車の中、病院の待合室、授業と授業の空き時間……そんなちょっとした空き時間に小説を読んでいる人をよく見かける。
実際この記事の読者の方の中にもそうしている方が多いのではないだろうか。
空き時間に小説を読み進めるのは非常に効率的で、時間を上手に使っているのだと思う。
私はそうやって有意義な時間を過ごす方々のことを強く尊敬したい。

というのも、実は私も時間を無駄にしないために空き時間を利用としたことは幾度となくあったのだ。
しかし「この10分間だけ小説を読もう」と考えようとすると気がせいてしまい、どうにもうまくいかなかった。
私はどうも時間の使い方が下手であるようだ。
結局、空き時間はぼーっとするだけで消えてしまう。それはそれで、無意味な時間ではないと思いたいのだが。

さて、では私はどのような小説の読み方をしているのかというと、タイトルに書いた通り、ただただ単純な「一気読み」である。
時間が限られると焦ってしまうという理由のほかに、私はコツコツと本を読み進めるのをじれったく思う性分を持ち合わせている。少し読んでしまえば続きが気になり、うずうずとしてしまう。次に読むまでのその空白の時間がまたつらいのだ。
だから私は十分に時間のある時に本を一気読みする。
一時間から、多い時は四時間。十分に時間にゆとりを持って集中すれば本の一冊くらい片付いてしまう。
だから、休日に時間の空いた時、私は読書にいそしみ、物語の世界に浸るのだ。

そう、一気読みの利点はもう一つあった。
一気読みは、物語の世界に入りやすいのだ。
途切れ途切れになってしまうと、どうしても本の世界に入るのに時間がかかる。
しかし一気読みであれば、一度本の世界に入ってしまえば当分戻ってこなくても済む。これなら効率的で、尚且つ存分に小説を楽しむことができる。

ただし、これには一つ欠点がある。長時間本の世界に浸った後は、本から目を離した時に、ここがどこであるのか、自分はどんな立ち位置にいたのか、一瞬あやふやになってしまうのだ。
例えるなら、プールでひとしきり泳いで陸に上がった後の、不安定な感覚に近い。
特に私が慕っている西尾維新氏の作品は中毒性が高いようで、読了後しばらく現実に戻ってこれないことが多々あったりもする。一人称小説だと特に、その人物の思考回路がなかなか頭から消えない。
しかし、それもまた一興。本を読むことの面白さの一つと考えれば問題はない。

以上が、私の本の読み方だ。
勿論皆さまには時間を自分の好きなように構成し、有効活用してほしい。
それでももし空き時間に集中して本を読むことができないと悩んでいる方がいるならば、無理して本を読まず、余裕のあるときにゆったりと本の世界に浸っていただきたい。

たまごライター プロフィール

たまごライター:彩葉
writer_iroha_100文字を書くことが生きがいの、未熟で未熟な小説家のたまご。新しいことにどんどん挑戦したい。依頼はいつでも受付中。現在は主に「pixiv」と「小説家になろう」にて小説を書いております。Twitter:@kotonoha_hutaba

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